CSRの取り組み
植林支援事業
木に大地に恩返し
「木」に対して並々ならぬ深い造詣と感謝の気持ちを抱く、東京木工所。その思いをグローバルに示した活動が、«植林支援»です。それは、先進国として、また消費国の一企業として、熱帯雨林地帯の森林を守る使命を感じ、スタートした活動です。
(財)国際緑化推進センター(JIFPRO)をバックアップ
«植林支援»は、(財)国際緑化推進センター(JIFPRO)が熱帯途上地域等で荒廃地の緑化に取り組む、「熱帯林造成事業」を通じて実施しています。寄付金は植林に必要な費用に当てられ、熱帯林再生のために有意義に使われています。この事業によりこれまで多くの荒廃地が、地域の水源林や住民のためのコミュニティー・フォレストとして蘇りました。
Policy & activites
「木」一本のライフサイクルと、トータルに関わる東京木工所の姿勢を感じとっていただけましたでしょうか。東京木工所はこれからも、一本一本の「木」と向き合うと共に、木々の減少がもたらすオゾン層の破壊(地球の温暖化)など、大きな問題とも前向きに取り組んでいきたいと考えています。
「緑の地球」づくりを目指して
財団法人国際緑化推進センター(JIFPRO)は、国際林業協力を推進するための人材の養成確保、民間協力活動の促進、普及啓発活動などを通じて国際緑化の推進に寄与し、もって地球的規模での森林の保全造成に資することを目的に活動しています。そして森林の豊かな効用を未来にわたって持続的に享受していくために、「緑の地球」づくりを提唱しています。
熱帯林造成基金事業
地球の緑を守るために(財)国際緑化推進センターが推進している、次の熱帯林造成基金事業に協賛しました。
ベトナム ラオカイ省「シナモン植林プロジェクト」(2023年4月~2024年3月)
寄付者等 | (株)東京木工所ほか |
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対象地 | ベトナム国ラオカイ省バオ・イエン(Bao Yen)県ヴィン・イェン(Vinh Yen)コミューン |
植栽面積、本数 | 総面積30ha(2023年度は16.53haに107,445本の植栽を行った) (うち東京木工所からのの2023年度の寄付により植栽済の面積は1ha) |
目的 |
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植栽樹種 | シナモン(シナニッケイ、Cinnamomum cassia) |
期間 | 2023年4月~2025年3月(2カ年) |
参加世帯数 | 18世帯 |
本年度の活動 | 2023年度植栽地への植林および保育、農民への植林技術教育 |
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植樹に参加する農民を集めての研修
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植栽されたシナモンの苗木
ミャンマー「レパンデ村植林プロジェクト」(2022年4月~2023年3月)
寄付者等 | (株)東京木工所ほか |
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対象地 | ミャンマー国マンダレー管区ニャンウー郡区レパンデ村 |
面積 | 24ha(うち東京木工所からの2022年度の寄付により植栽済の面積は1.7ha) |
目的 | 環境の保全、地域住民の生活向上 |
植栽樹種 | ユーカリ・カマルドレンシス、アカシア・カテチュー、ハミルトンチーク、ステルクリア ヴェルシコラル |
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ユーカリ(2018年度植栽)
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地拵え・植穴堀
ミャンマー「ラトケ・テトランカン コミュニティフォレスト造成事業」(2016年2月~2020年3月)
寄付者等 | (株)和漢薬研究所、(株)東京木工所、(株)竹尾、(一社)エコステージ協会UPR(株)、リンベル(株)、キーコーヒー(株)ほか |
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対象地域、面積 | マンダレー管区ニャンウー地区ラトケ村テトランカン村 72ha |
目的 | 環境の保全、地域住民の生活向上 |
R1年度実施内容 | 24haの植林及び保育を実施 |
植栽樹種 | ユーカリ、アカシアカテチュー、ビルマチーク、ステルクリア |
事業を1年間延長し、来年度も24haの新規植林を実施予定
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ユーカリ(2018年度植栽)
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地拵え・植穴堀
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環境天然資源大臣の現地視察
(2018.12.30)
インドネシア「小規模CDMモデル林」(東京木工所の森)プロジェクト(2005年11月~2010年3月)
場所 | インドネシア国ロンボック島サンベリア村クルビアン |
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主な目的 | 小規模CDM植林プロジェクト形成のための実証調査 |
面積 | 53ha |
樹種 | アルビジアフアルカタリア、サマニアサマ、メリナアルボレア、アザデラクタインデカ等 |
資金 | (株)東京木工所からの寄付金 |
ミャンマー第2「緑の地球の森」プロジェクト(1999年11月~2002年10月)
場所 | ミャンマー国マンダレー州バガン・ニャンウー地区キャウイック |
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主な目的 | 砂漠化防止と地域住民のためのコミュニティ・フォレストの造成 |
面積 | 300ha |
樹種 | インドセンダン、タガヤサン、ユーカリ、タマリンド、ジュジュバ等 |
資金 | (株)東京木工所と(財)山梨県林業土木コンサルタンツ協会からの寄付金 |
ミャンマー第1「緑の地球の森」プロジェクト(1997年11月~1999年10月)
場所 | ミャンマー国マンダレー州バガン・ニャンウー地区ダハティー |
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主な目的 | 砂漠化防止と地域住民のためのコミュニティ・フォレストの造成 |
面積 | 360ha |
樹種 | インドセンダン、タガヤサン、ユーカリ、タマリンド、ジュジュバ等 |
資金 | 地球環境基金からの助成金 (株)東京木工所、(株)和漢薬研究所、その他個人、企業等からの寄付金 |
マレーシア「緑の地球の森」プロジェクト(1993年4月~1996年3月)
場所 | マレーシア国サバ州コタ・ベルド |
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主な目的 | 地域の水源林造成 |
面積 | 200ha |
樹種 | アカシアマンギュウム |
資金 | 地球環境基金からの助成金 (株)東京木工所、(株)カリタ、宮城ウエルマート(株)、(株)和漢薬研究所、全日本デパートメント・ストアーズ開発機構(ADO)、その他の個人、企業等からの寄付金 |